今年こそ雪山へ!初心者が安心して雪山デビューするためのポイントとは?
今年こそ雪山へ!初心者が安心して雪山デビューするためのポイントとは?
いつかは行ってみたい、雪山。
空気が乾燥しているため、夏に比べて遠くまではっきりと景色を眺めることできることが雪山の魅力。
キリッとひきしまった空気や、透明度の高い青空も雪山ならでは。
樹氷やダイヤモンドダストは、別世界に足を踏み入れたかのような感覚を味わえます。
けれども、雪山登山は高額な装備が必要だったり、夏山とは違うリスクがあったりと、ハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は「いつかは雪山デビューしたいけれど、なにから始めたらいいかわからない」という方にむけて、雪山のリスクや必要な装備、ファーストステップについてご紹介したいと思います。
1.夏山と雪山、どう違う?
「雪山は難しいもの」というイメージがあるでしょう。では具体的にどんなところに“難しさ”があるのでしょうか?
難しいと言われる理由とその対策方法がはっきりしてくると、漠然とした雪山への不安が解消されるかもしれませんよ。
① 気象条件|雪山のほうが気象コンディションが厳しくなる
雪山は夏に比べて気象コンディションが非常に厳しくなります。特に「風」と「寒さ」は生命の危機に直結するリスクです。
風速1mにつき体感温度は約1度下がると言われています。しかも冬の天気はとても変わりやすいので、さっきまで晴れていたのにあっという間に強風が吹き荒れる、ということは珍しくありません。もともと気温が低いところに強風が吹き付けると、急激に低体温症のリスクが高まります。
そこで重要になってくるのが、正しいウェアでのぞむこと。吸汗速乾性のあるドライレイヤー、保温に優れ通気性もあるミドルレイヤー、防水防風性で体を外気から守るアウターレイヤーといった重ね着で体温調整をすることで雪山での低体温症リスクを軽減することができます。
②ルートファインディング|登山道がわからなくなることも
「夏山の道」=「雪山の道」ではないことが雪山の難しさの一つです。登山アプリで示されているのは夏道であることが多く、雪山は示されていません。
また雪で山肌が一面覆われてしまうと、「そもそも進むべき方向を見つけられない」というリスクがあります。
人気の山だから誰かの踏み跡があるだろう、と期待して行っても、一度気象が荒れれば踏み跡なんて一瞬で消えてなくなるでしょう。
雪山での道迷いを防ぐには、地図とコンパスで正確に読図・ルートファインディングができることが重要になるでしょう。とはいえ、これらのスキルは一朝一夕では身につかないもの。まずはその山を熟知した人や、雪山のナビゲーションに慣れている人といくと安心です。
③歩行スキル|アイゼンを使った雪上歩行
雪山では、滑らないようにアイゼンという爪のある装備を靴につけて歩きます。このアイゼンには「6〜8本爪の軽アイゼン」「10〜12本爪のアイゼン」という2タイプがあります。
アイゼンをつけた雪山の歩行は、慣れるまでは違和感を感じる人も多いでしょう。なんといっても重い......。そして自分の片足に、もう片方の足のアイゼンをひっかけてしまうことも。
最初のうちは、アイゼンを履いた状態での歩行レッスンを受けるのもよいでしょう。道具をそろえるだけではなく、最初に「正しい使い方」をしっかり学ぶことも重要です。
2. 雪山に必要な装備の基礎知識
では雪山を始めるにあたりそろえる必要のある道具には、どういうものがあるのでしょうか。
<ウェア類>
・吸汗速乾性のあるベースレイヤー(Tシャツなど)
・保温性/通気性のあるミドルレイヤー(フリースなど)
・防水/防風/透湿性のあるアウターレイヤー(ハードシェルジャケットなど)
・雪山用のグローブ/インナーグローブ
・雪山用の厚手の靴下
・ニット帽
・バラクラバ
・ゴーグル(行き先や気象状況によって必要になる)/サングラス
<ギア類>
・冬靴(アイゼンを着用できる溝のあるもの)
・アイゼン
・雪山用ゲイター
・ピッケル(行き先によって必要になる)
全部そろえるとかなり高額になります......。
しかも雪山ではグローブをしたまま着用するシーンも多く、道具に慣れておくことが重要です。最初は道具の使い方からレクチャーしてくれるガイドツアーがおすすめです。
3. 雪山のファーストステップならYamakaraツアーがオススメな3つの理由
ここまで読んでいただいた方の中には「やっぱり雪山はハードルが高い......。」と感じた方もいるかもしれません。
そこで「高額な装備」や「特別なスキル」に不安を感じた方におすすめなのが、yamakaraの雪山ツアーです。
①全ツアー、装備の無料レンタル付き
yamakaraツアーは、登山に必要な装備が無料でレンタル付き!しかもプロの登山ガイドから使い方や歩行スキルを学べるので、初めて手にする道具でも最初から正しい使用方法を身につけることができます。
②徹底したリスク対策
雪山経験豊富な登山ガイドと添乗員が同行し、お客様を安全にご案内します。登山ガイドは、ただ道案内をするだけではなく、歩行技術や雪山のリスク対策などアドバイスし、お客様ご自身のスキルアップにつながるよう努めています。
また、ツアー申込時に国内旅行傷害保険が自動付帯なので万が一の時の備えも万全です。
③入門レベルから、ステップアップできる種類豊富なツアー
yamakaraでは、道具の使いからから丁寧にレクチャーする雪山入門者向けツアー、ほとんど標高差がない山をゆっくり歩く雪山初級者向けツアー、レベルアップして挑む本格的な雪山登山ツアーなど、豊富なツアーを多数ご用意。
ご自身のレベルにあったツアーを選ぶことができます。
「自分のレベルに合っているか不安」というかたは、ぜひカスタマーセンターにツアー詳細をお問い合わせください。
4. 初めてのツアー選びのポイントとおすすめの登山ツアー
雪山入門者の方は、まずは「雪に慣れる」ことから 始めましょう!
雪の上の歩行は想像以上に疲れるものです。寒さで体力が奪われるスピードも速いでしょう。
初めてのツアーとして選ぶなら、「リフトなどを利用し標高差が小さいもの」「歩行時間の短いもの」から選ぶことがポイント。
そのポイントを踏まえ、ファーストステップとしてぴったりなyamakaraのツアーを4つピックアップしました!
雪山登山教室「Yamakara snow colloge」
特に雪山が初めての方におすすめ!雪山の基礎知識と実践スキルを学ぶyamakara人気の全3回のシリーズツアーです。
いきなり雪山で歩き出すのは不安、というかたにぴったりのレクチャーつき。
◆行き先:1回目「谷川・天神平」、2回目「赤城山」、3回目「安達太良山」
◆おすすめポイント
・経験豊富な登山ガイドから道具の使い方をゼロから学べる
・全く初めてでも安心。歩き方からレクチャー
・回を追うごとに少しずつ登る山をレベルアップ、3回で雪山の基礎を習得できる
ツアー詳細はこちら>>
https://www.yamakara.com/kawaraban/ittekita/592/yamakara_snow_college
はじめての雪山登山におすすめ!雪の赤城山・黒檜山
◆行動時間目安:4時間
◆距離:2.7km
◆おすすめポイント
・赤城山の最高峰"黒檜山”山頂からの大パノラマ
・麓の凍った沼(大沼)が見られるのはこの時期だけ!
・しっかりとした登りもあり、雪山歩行のスキルアップに最適
ツアー詳細はこちら>>>
https://www.yamakara.com/course/45/detail
雪山登山の入門コース 北横岳雪山登山
◆行動時間目安:4時間
◆距離:3.4km
◆おすすめポイント
・ロープウェイで2,230mまで上がるので、気軽に高所からの絶景が楽しめる
・高低差があまりないので体力に自信がない方におすすめ
・この時期の青空「八ヶ岳ブルー」は吸い込まれそうな美しさ!
ツアー詳細はこちら>>
https://www.yamakara.com/course/651/detail
名湯・白布温泉に泊まる 西吾妻山リトルモンスター
◆行動時間目安:5時間
◆距離:5.3km
◆おすすめポイント
・雪山ならではの珍しい景色!木に付着した霧が凍ってできた樹氷「リトルモンスター」を見れる
・リフト利用で標高差も少なく、体力に自信がない方におすすめ
・スノーシュー利用。アイゼンとはまた違った感覚の雪上歩行を楽しめる
ツアー詳細はこちら>>
https://www.yamakara.com/course/431/detail
5. 今年こそ雪山へ!
雪山は、夏山とは全く違う表情をみせてくれます。夏に何度も登った山でも、まるで別の山に来たかのよう。雪山を始めると、登山の楽しみが一層広がるでしょう。
難しいイメージもありますが、リスクを正しく認識し対策をしっかりとれば、安全に楽しむことができます。
まずは道具や経験ゼロでも安心して始められる雪山ツアーで、最初の一歩を踏み出してみませんか?
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